GitとGitHubでブログを更新してみた話
投稿日: 2025-09-14
こんにちは、Webディレクターの渡邉です。今回は、私がブログで GitとGitHubを使って更新してみた体験談 を書きたいと思います。
1. 導入した理由
実務ではGitを使うことはほとんどありません。ですが、エンジニアさんとの会話でよく出てくる用語でもあり、 「私も基本的な仕組みは理解しておきたいな」と思ったのが勉強のきっかけです。
もう一つの理由は、ブログを更新するたびに毎回ファイルをバックアップしていたのですが、 これが地味に手間で……。もう少し楽に履歴が残るようにしたいと考えました。
2. 最初につまずいたこと
始めてみて一番戸惑ったのが、
「GitとGitHubの違い」
でした。
最初は「両方セットで使うもの」というイメージしかなく、役割がよくわからなかったのです。
調べたり触ったりして理解したのは、 Gitはローカルで履歴を管理する仕組み で、 GitHubはその履歴をクラウドに保存・共有できるサービス という関係性でした。
Gitは 「自分のパソコンの中でファイルの保存や履歴を管理する道具」 、 「GitHubは、そのファイルや履歴をインターネット上の保管庫に預けて、他の人と共有できるサービス」(GoogleドライブやDropboxのイメージ) かなと思います。
3. 最低限覚えた操作
今回のブログ更新で実際に使ったのは、次のコマンドです。
- git init :新しいプロジェクトを始める
- git add :保存するファイルを選ぶ
- git commit :変更をスナップショットとして残す
- git push :GitHubにアップロードする
私は「git add=提出する書類をクリアファイルにまとめる」「git commit=そのクリアファイルを封筒に入れてポストに投函する(内容が正式に記録される)」 と考えると少しイメージしやすくなりました。
4. 使ってみて便利だと感じたこと
- 過去の状態に戻れる(上書き保存ではなく履歴が残る)
- Web上で変更履歴を確認できる
- どこからでも更新できる安心感がある
特に「履歴が残る」というのは、ブログ運営のような一人作業でもかなり安心感がありました。 うっかり消してしまったときに戻せるのは大きなメリットです。
5. 学んだこと
- Gitは「手元の履歴管理」、GitHubは「クラウドの保存場所」と考えると整理しやすい
- 最初は最低限の操作だけ覚えれば十分
- 履歴が残る仕組みは、バックアップの代わりとしてとても便利
- 「怖くて触れない」より「試してみる」ほうが理解が早い
6. まとめ
GitとGitHubを使ってみると、「ただのバックアップ」以上の便利さを感じました。
最初は仕組みが難しく思えましたが、使いながら理解していくとだんだん慣れてきます。
今回の記事はあくまで私の備忘録ですが、同じように「勉強してみたい」と思っている方の参考になればうれしいです。