webディレクターの独り言学習ブログ

私が今までにやってしまったサイト更新のチェックミス7選

Webディレクターが初めてのサイト制作で学んだこと

投稿日: 2025-09-28

こんにちは、Webディレクターの渡邉です。

サイトの更新作業をしていると、ちょっとした差し替え漏れや見落が意外と起きてしまいます。

たとえば、サービス詳細ページの文章を直したのに、TOPページの紹介文は古いままだったり、FAQやリンクが更新されていなかったり…。サイト全体の構造まで把握して依頼するのはクライアントさんには難しいので、こういうことはつい起きてしまいます。

webディレクターとしてカバーすることは前提ですが、その前提のうえで今回は、私自身が経験した「やってしまいがちなチェック漏れ」を、なるべく分かりやすくまとめてみました。皆さんも一度は経験があるかもしれませんし、私も学びながらカバーしています。運用のときの参考になれば嬉しいです。

1. サービス詳細ページを修正したのに、TOPページやFAQは古いまま

よくあるケース: サービスページのテキストを更新したのに、TOPページやFAQに古い文章が残っている。

学んだこと: メインページはトップページに掲載しているケースが多いので、サイトデータを検索して更新対象となりそうなページををリスト化してクライアントへ確認することで漏れにくいです。

2. コピーして作ったページのtitle・descriptionの更新漏れ

よくあるケース: 既存ページをコピーして新ページを作った際に、headタグのtitleやmeta descriptionの更新を忘れる。

学んだこと: テンプレやコピー元ページを流用する場合はheadタグもセットで確認。SEO面でも影響が出るのでかなり重要です。

3. 画像の差替えでSP・PCのどちらかの更新(チェック)を忘れる、altタグもそのまま

よくあるケース: PC版は新画像に差し替えたのにSP版は古いまま、altタグも古いまま残っている。

学んだこと: レスポンシブ両方の画像とaltもセットで確認する。

4. リンク先や添付資料の更新漏れ

よくあるケース: ページの文言や画像は更新したが、PDFやExcelなどの資料のチェック漏れ。

学んだこと: テキストリンクはクリックして古い情報と比較する。

5. FAQやよくある質問の更新漏れ

よくあるケース: サービス仕様が変わったのにFAQは古いままになってしまう。

学んだこと: サービス仕様の変更はサイト全体に影響することが多いので、サイトデータの検索は必須。 更新対象のリストアップが必要

6. 同一ファイルを複数ディレクトリで管理していて、リンクが古いまま

よくあるケース: 同じ画像や資料ファイルを別ディレクトリで管理していたため、一か所だけ差し替えても、他のリンク先は古いファイルのまま表示されてしまう。

学んだこと: サイト全体でファイル管理ルールを統一しておくことが重要。CMSを使っている場合でも、運用の仕組みが整っていないと、チェックしても防ぎきれないトラブルが起きやすい。

7. サイトマップの更新漏れ

よくあるケース: 新規ページを追加・削除した場合に、ページの削除や被リンクはチェックしたけど、サイトマップが更新漏れ。

学んだこと: サイトマップはページの追加・削除以外にもページのタイトル変更も影響する。

まとめ

サイト運用では、つい小さな更新漏れが起きがちですが、チェックリストや更新フローを整えることでかなりカバーできます。

私自身もまだまだ学びの途中ですが、こうした小さな経験を積み重ねていくことで、少しずつ運用の精度が上がっていくと感じています。同じように現場で奮闘している皆さんの参考になれば嬉しいです。