エンジニアとのコミュニケーションで意識していること
投稿日: 2025-09-15
こんにちは、Webディレクターの渡邉です。今回は、 エンジニアとのコミュニケーションで意識していること をまとめてみました。過去の失敗も多いのですが、その中で「こうしておけば良かった」と感じたことがあります。私自身の気づきですが、もし似たような場面があれば参考になるかもしれません。
1.気を付けていること
曖昧な言葉を避ける
NG例: 見出しを修正してください。
OK例: 見出しを <h2> タグに修正してください。
「修正」という言葉だけだと、デザイン変更・HTML修正・CSS調整など複数の解釈が生まれてしまいます。 私は過去にそこで食い違いが起きたので、それ以来なるべく一つに絞れる書き方を心がけています。 同じように依頼する方は、具体的に書くのがおすすめです。
依頼内容を「目的+背景+具体的な作業」に分けて伝える
NG例: 〇〇ページの〇〇に同じデザインのボタンを追加してください。
OK例: ユーザーが資料請求をしやすいように、ページ下部に「資料請求」ボタンを追加してください。遷移先は /contact/ です。
「何をするか」だけだと誤解が生じやすいですが、「なぜ必要か」も一緒に伝えると理解が揃いやすいと感じています。 これは自分の中では大きな学びでした。
相談ベースで進める
一方的に「こうしてください」と言うよりも、
「この方法で実装できますか?もし難しければ別のやり方はありますか?」
と相談する形にした方がスムーズでした。 実現可能性や工数感はエンジニアにしか分からない部分もあるので、相談ベースはおすすめです。
2.失敗談
以前、お客様からアンケートフォームの作成依頼がありました。内容を確認すると複雑な条件分岐が必要でしたが、 私は図や資料にせず口頭だけでエンジニアに説明してしまい、実装後に認識のズレが判明し、大幅な修正が必要になりました。
この経験から「複雑な条件は必ず図にするべきだった」と痛感したのと同時に、webディレクターとしての役割を果たせてないと猛省しました。この時のエンジニアには今でも本当に申し訳なかったと思っています。
3. 失敗から学んだこと
- 分岐や条件分けは図や表にまとめると誤解が減る
- 背景や意図を先に伝えておくと認識が揃いやすい
- 資料は更新可能な形式で共有しておくと安心
これらは自分の失敗を通じて得た学びですが、 一番の学びはwebディレクターとして、作業しやすい環境を作れて無かったことに気づけたことが本当に良かったと思っています。
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5.まとめ
エンジニアとのやり取りでは、伝え方ひとつで結果が大きく変わると実感しています。 曖昧さを減らし、目的を伝え、図や資料を添えることで、後の手戻りが減るのは間違いないと感じました。
これはあくまで私の備忘録ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。